いわゆる自社開発(1)の会社から、少し大きめの会社の子会社に転職してきました。自社開発の会社にいた頃は、「稼ぎにつながるソフトウェアを作る」というシンプルな命題に取り組んできたのですが、今は、「いかに親会社のDXを推進するか」という、ちょっとよくわからないものに取り組んでいます。
それで、皆さんが感じている通りだと思いますけど、各種企業が誇大宣伝を実施してくださっているおかげか、DX推進の最有力とまで持ち上げられているのがAI...特に、生成AIになってきたところ、現在の所属では、おもに、生成AIによって解決するのが筋が良さそうな問題に対して、あれこれ思案し、開発を行うということをしております。
情報まみれの会社
RAGと呼ばれるもの...正直、「社内情報全文検索エンジン」をそう超えているとは思えないものがまずは欲しくなるようです。ええ、逆説的には、文章が至るところにあるんです。会議資料・議事録・規程・稟議...業務マニュアル・システム利用マニュアル etc.
インデックスを作ってあらゆる情報の中から適切なものを探せるようにしましょう?いいですね。これからも情報をそこに追加していくのですか?多分何かが間違っていますよ。
私たちは、情報が増えるのをできる限り妨げなければならないんです。ただでさえ情報過多と呼ばれている私たちに、「会議資料のフォーマットはこのようにしなければならない」みたいなものを与えてはいけないんです。そういった情報が増えれば増えるほど、人間には扱えないものになる。
減らしましょう。ランダムに消せばいいと思いますよ。「消えたら困る」って情報だけが、きっと大事な情報なんです。ええ。例えば、以下みたいなシェルスクリプトをCronで回すようなイメージで、ファイルストレージから何かを消していけばいいんです。断捨離みたいですね。(2)
#!/bin/bash
shopt -s nullglob
files=(~/Documents/*)
if (( ${#files[@]} == 0 )); then
echo "No files found in ~/Documents"
exit 1
fi
target="${files[$((RANDOM % ${#files[@]}))]}"
mv "$target" ~/.Trash/
echo "Trashed: $target"現場のためのAI
それで、もちろん上記は半分...1割くらいは冗談なのですが、こんなことはできないので、結局、現場の問題解決型の何かが生まれてしまうんだろうなと感じるところです。各々が、使えるAIを使って、自分の業務を効率化しちゃう。
どっかの二桁年くらい日本のDXはダメだって言ってる日経コンピュータ系の編集者(3)が言うところの、やっちゃいけないDXだとは思うところです。
なんだかなぁ...何かが正しくない気がするのですが、私にはまだわからないのです。
以上!
脚注
- 1. 自社のお金でソフトウェア資産を生み出し、ソフトウェア利用料等で稼ぐことを目指す形態
- 2. これを本当に会社で仕込んで懲戒解雇等になった場合でも一切の責任は負いません。
- 3. 木村岳史の極言暴論! 多分あたしが新社会人している時からDXは終わったって言ってる。何回終わったんだ。
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